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FLOOR床施工の種類

カーペット フェルトグリッパー

カーペット施工というとこのフェルトグリッパー工法が代表的です。
欧米から来た施工方法でグリッパー(釘が飛び出た1m位の細い木)を部屋の壁際の床一回りに打ち付けてその内側にフェルトを敷き詰めます。
その上にカーペットを広げてグリッパーにカーペットを引っ掛けて固定します。一度グリッパーを施工してしまえば次からはフェルトとカーぺットの交換ですみますので張替えには優れてます。
カーペットの下にフェルトがあるためクッション性が良いのも特徴です。


タイルカーペット

40〜50cmの正方形カーペットで特殊な糊で床に敷き詰めていくカーペットです。カーペットの裏側はゴムなので
ほつれに強く丈夫です。
また重量も普通のカーペットよりは重くなります。丈夫なのでオフィスや大型店舗などに良く使われます。
1枚ずつ並べていくので広い場所に向いており通常のカーペットのように大きさに制限がありません。また1枚のタイルカーペットが痛んだ場合そこだけ交換できる事も特徴です。(ただし、実際はそこだけ新品になるためかえって目だってしまう事もあります)


クッションフロア

一般家庭の水周りの床、キッチンや洗面トイレに多く使われています。
多彩な柄があるのが特徴でビニールに発泡性のある層がありやわらかい感触があります。表面のビニールの強度を変える事で一般家庭用と店舗重歩行用があります。表面がプリントなので板床柄などは非常によく似ています。また重歩行用を玄関土間に使うこともできます。
ビニール素材なので水や汚れにも強いですがビニールクロス同様年数が経つとビニールが硬化して縮んでくるので剥がれやメクレが出やすくなりますので貼替えが必要です。


コルクタイル

30cm位の正方形のコルクです。表面はプレーン、ワックス、ビニール処理などがあります。
施工は一重貼りやコルクフェルトを下に貼る二重貼りがあります。板床と違い直に触っても冷たくなく若干のクッション性と防音性もあるのが特徴です。
デメリットは尖った物でこじったり引きずると傷つきやすいのと日焼けに弱く色が白く抜けやすい事です。


フローリング 板床

板床には色々な種類工法があり、大工さんが貼る糊と釘で施工する1尺六尺(約30cm×180cm)の物や板一枚一枚施工する物。また糊だけで貼り付ける貼り付ける物などがあります。

糊と釘で施工する板床の方が古く戸建やマンションでよく見かけますがこの板床は防音性が無くマンションなどには不向きです。シックハウスが騒がれてきた頃カーペットからフローリングに変えるのが多くなってきた時にマンションなどの階下の音問題が出始めました。そこで板床にクッション部を付け歩行時の衝撃緩和と音の遮断効果をつけた物ができました。マンションなどはコンクリートにカーペット施工がされている所があり釘が使えなかったりするので糊だけで施工できるのは好都合です。クッション性がある為、最初は踏み心地は通常の板と違いフワフワとして多少の違和感がありますが慣れてしまうと問題ありません。中には膝にやさしいとか言われる方もいらっしゃいます。

ただし、防音性を持たせる為に表面の板材が薄くなり椅子のキャスターなどで何度も圧力をかけると板が剥離してしまう場合があります。その場合カーペットなど敷いて保護するのが必要です。


     

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